交流会の最初の10分。あのそわそわした空気は、幹事にとっても参加者にとっても、一番落ち着かない時間です。実は、あの空気はゲームひとつで変えられます!東京で20代向けの交流イベントを続けて運営しているCoelia(コエリア)が、実際のイベントで使って手応えのあったものを中心に、アイスブレイクゲームの定番と選び方、そして運営が毎回いちばん手応えを感じている「順番と自己紹介の順序」のコツをまとめました。
Coelia代表・小幡十矛が、なぜCoeliaを作ったのかを書いています。なぜCoeliaを作ったのか
アイスブレイクゲームの選び方:3つの基準
ゲーム選びで迷ったら、この3つで判定すると外しにくい。
- ①全員が話せるか:一部の人だけが盛り上がるゲームは、静かな人をより静かにします。全員に一言ずつ順番が回る設計が正解です
- ②勝ち負けより会話が生まれるか:目的は勝敗ではなく「この人と話すきっかけ」。ゲームが終わったあとに話題が残るものを選びましょう
- ③5〜15分で終わるか:アイスブレイクは前菜です。長すぎると本編の交流時間を食ってしまいます
この基準で選ぶと、店内の空気が「様子見」から「話してもいい空気」へ切り替わります!
定番アイスブレイクゲーム10選
準備が軽い・少人数向け(4〜10人)
- ①自己紹介カード:名前・出身・マイブームなどの項目を埋めて順番に紹介。項目があるだけで「何を話せばいいか」の迷いが消えます
- ②話題サイコロ:振って出たお題を話すだけ。運まかせの偶然性が、意外な一面を引き出してくれます
- ③ito(イト):1〜100の数字カードを、テーマに沿った言葉の表現だけで小さい順に並べる協力ゲーム。価値観の違いに自然と笑いが起きます
- ④2つの本当と1つのウソ:自己紹介に混ぜたウソを当て合うゲーム。質問が自然に生まれます
- ⑤共通点探し:ペアやグループで制限時間内に共通点をいくつ見つけられるか競います。見つかった共通点がそのまま次の話題になります
ここまでの5つで、たいていの少人数会は回ります。Coeliaの現場で登板回数が多いのも①②③です!ここから先は、人数が多い会や道具を用意しにくい場面の持ちネタです。
道具なしでできる・大人数もOK
- ⑥他己紹介:ペアで互いにインタビューして、相手を全体へ紹介。聞く姿勢が生まれるのが優秀です
- ⑦グッドアンドニュー:24時間以内にあった良かったこと・新しい発見を一言ずつ共有。前向きな雰囲気になります
- ⑧ワードウルフ:少数派のお題を持つ人を会話から探すゲーム。全員が発言する構造が自然にできます
- ⑨バースデーライン:声を出さずにジェスチャーだけで誕生日順に並ぶゲーム。体を動かすので固い空気が一気にゆるみます。誕生日の話題が続くときは無料の誕生日占いできょうの運勢も見られます
- ⑩後出しじゃんけん:進行役に「わざと負ける」じゃんけん。頭の切り替えで笑いが起きる、待ち時間にも使える小ネタです
実運用の学び:Coeliaのイベントで使っている組み合わせ
Coeliaのイベントでは、はじめましてカード(自己紹介カード)・話題サイコロ・itoを実際に使っています。運営して分かったのは、順番が大事だということです!最初は「①自己紹介カードで全員が一言話す」、次に「②サイコロやitoで笑いが起きる」、そのあとは仕掛けなしでも会話が続く。逆に、いきなり盛り上げ系のゲームから入ると、まだ空気が固いぶん反応が薄くなりがちです。
幹事の席で試すなら、無料の話題サイコロでお題を1つ選べます。
もうひとつのコツは、幹事や運営が最初に自己開示することです。自己紹介カードの「相談に乗れること」の欄を運営が先に見せると、参加者も安心して書けるようになります。ゲームは道具で、本体は「話してもいい空気」を先に作ること。ここさえ押さえれば、どのゲームを選んでも会話が始まります!
席に着いてからの飲み会で使うなら、選ぶ軸が変わります。人数と道具の有無で候補が絞れるので、飲み会ゲームの選び方のほうに、大人数から道具なしまでの分け方をまとめました。道具を置かずに歓談だけで進む会がどうなるかは、気まずさを生む4つの進行パターンに、主催した側の実例として書きました。
勝ち負けのあるゲームでも、ゲームを盛り上げているのは腕前だけではありません。誰が何を先に出したかで議論の土台が決まる仕組みは、人狼の勝ち方を情報の出し方から読み解いたコラムにまとめた。
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よくある質問
アイスブレイクゲームとは何ですか?
初対面同士の緊張をほぐして、会話のきっかけを作るための短いゲームのことです。交流会・懇親会・研修などの冒頭に5〜15分ほど行うと、場の空気が「様子見」から「話してもいい空気」へ切り替わります。
道具なしでできるアイスブレイクゲームはありますか?
あります。他己紹介、グッドアンドニュー、共通点探し、バースデーライン、後出しじゃんけんは道具なしで始められます。人数や場所を選ばないので、幹事の持ちネタとして覚えておくと安心です。
大人数の交流会ではどのゲームがおすすめですか?
まず4〜6人のグループに分けて、グループ内で自己紹介カードや共通点探しを行うのがおすすめです。大人数のまま一斉に行うゲームより、全員が話せる小グループ設計のほうが交流の満足度が上がります。
アイスブレイクで幹事が気をつけることは何ですか?
幹事が最初に自己開示することと、ゲームを長引かせないことの2つです。幹事が先に楽しんで見せると参加者は安心します。ゲームは15分以内で切り上げて、生まれた話題を自由な交流時間へつなげましょう。




