本文へ移動
「話題より やることが決まっている会」と大きく記した、Coeliaお役立ちブログの記事カード画像

Coelia代表の小幡十矛です。社会人3年目のころ、会社の外の集まりへ行く日は、会場へ向かう電車の中でスマホのメモを開いていました。書いていたのはその日に出す話題を3つです。最近の天気の話、話題になっている店の話、休みの日に何をしているか。持っていくものが何も無いまま席に着くのが、いちばん怖かったからです。

Coelia代表・小幡十矛が、なぜCoeliaを作ったのかを書いています。なぜCoeliaを作ったのか

3つとも出せた日もありました。それでも帰り道はいつも長くて、その理由をずっと自分の話し方に置いていました。以下は、そのメモをやめるまでに僕が取り違えていたことと、代わりに何で会を選ぶようにしたかの話です。

行く前の電車で、その日に出す話題を3つ書き出していました

メモを作りはじめたきっかけは、はっきり覚えています。はじめて行った集まりで、席に着いてから最初のひと言が出ず、そのまま料理が運ばれてくるまで黙っていた回がありました。あのときの数分を二度とやりたくなくて、次からは持っていくことにしました。

夜の電車の中で、小さなメモにその日出す話題を書き足している若い人の様子を描いた挿絵

当時の僕は、その場がうまくいくかどうかは自分が持ち込む話題の量で決まりますと思っていました。だから準備は多いほどよくて、足りなかった日は自分の準備不足ということになります。まじめにやっている人ほど、この数え方になると思う。会場に着いてからできることは限られていて、事前に増やせるのは手持ちの話題だけだからです。

そしてこの数え方には、口に出しにくい裏側がありました。準備しないと成り立たないということは、自分は人といるのが向いていませんということではないか。そう思いながら、誰にも言わずに通っていました。準備した夜ほど疲れて帰るのが、その裏づけのように感じられた。

話題を出せた日ほど、帰り道が長かった

用意した3つを全部出せた日のことを、いまでもよく覚えています。会話は途切れませんでした。相手も笑っていました。それなのに駅までの道で残っていたのは、達成感ではありませんもう一度あれをやるのかという感覚でした。あとから振り返ると、話題を出している間じゅう、僕は目の前の相手ではなく手持ちの残数を見ていました。1つ目を出したら、次に何を出すかを考えはじめます。相手が話しているあいだも、返す話題を探しています。会話は続いていたのに、その場にいた時間がまるごと持ち込んだものを配る作業になっていました。続かなかったのも当然でした。配り終えたら手元には何も残らないので、次に会う理由も生まれません。それでも僕は、原因を話題の質のほうへ探しに行っていました。もっと面白い話を用意すればいいのだろう、と。

原因は話題の少なさではなく、テーブルの上に共通のものが1つも無かったこと

気づいたのは、疲れなかった日を並べてみたときです。共通していたのは、話が合ったことでも、相手が話しやすい人だったことでもありませんでした。1つだけ。その日やることが、行く前から決まっていたこと。ダーツを投げる、同じ鍋を分ける、それぞれの作業を持ち寄ります。目的が会話ではない会です。

夜のテーブルの中央に置かれた1つの道具へ、4人が同じ方向から視線を向けている様子を描いた挿絵

そういう会には、テーブルの上に全員が同時に見ているものがありました。誰かが外したとか、これは辛いとか、その一言は誰の手持ちからも出ていません。目の前にあるものを口に出しているだけです。話題は自分が持ち込むものではなく、その場に置いてあるものでした。逆に、疲れた日の会は、目的が交流そのものでした。この形だと、テーブルの上には何も置かれていません。置かれていないので、来た人がそれぞれ自前の話題を出し続けることになります。手ぶらで来た人ほど黙る作りで、僕はその作りに対して個人で準備を積むことで対抗していたわけです。うまくいかないほうが自然でした。

つまり僕が向いていないと結論を出す前に、向き不向きが出ない場所を一度も選んでいませんでしたのだと思います。選び方という発想がなかったので、会は与えられるもので、変えられるのは自分の準備だけだと考えていました。診断で出た自分の型を、できない理由ではなく置き場所を選ぶ材料として読む方法は診断結果を「当たってる」で終わらせないにまとめています。

人が足を運んでいる会は、1位がグルメで2位がご当地でした

これが僕の好みの話なら、ここで終わる昔話です。ところが、人が実際にどんな会へ足を運んでいるかを見ると、同じ向きの数字が出ていました。クロス・マーケティングの「フェスに関する調査(2026年)」は、2026年6月26日から27日にかけて全国の20〜69歳の男女1,100人へ聞き、同年7月1日に公開されたものです。

ジャンル別のフェスへの興味と参加経験(クロス・マーケティング「フェスに関する調査(2026年)」2026年6月26〜27日実施・全国1,100人)
ジャンル興味があります参加したことがあります
グルメフェス1位1位
ご当地フェス2位2位
音楽フェス3番手3番手

興味と参加経験のどちらでも、食べることが目的の会が上に来ています。フェスと聞いて多くの人が最初に思い浮かべるのは音楽のほうだと思いますが、実際に足を運ばれているのはそちらではありませんでした。同じ調査で、フェスに参加したことがない人は65.6%です。困りごととして挙がった上位3つは、人ごみが疲れる、トイレが混雑する、帰り道が混む、でした。

断っておくと、この調査は20〜69歳が対象で、ジャンル別の実数と年代別の内訳は公表されていません。だから順位として読むのが正確で、20代がこうだと言い切れる材料ではありません。それでも、人が集まっている会には食べるという共通の作業が置かれていて、混雑と帰り道が敬遠される、という2点は読み取れます。大きさで人を集めた会より、やることが決まっていて小さい会のほうが、当日の負担は少なく済みます。

やめた1つと、代わりに決めた3つ

変えたのは、準備する場所だけです。行く前に話題を用意するのをやめて、代わりに会そのものを選ぶようにしました。

夜の電車の車内で、膝の上の小さなノートを閉じて鞄へしまおうとしている手元を描いた挿絵
話題を準備していた頃と、会を選ぶようにしたあとの違い
場面話題を準備していた頃会を選ぶようにしたあと
行く前にすること出す話題を3つ書き出す案内にその日やることが書いてあるか読みます
席に着いた直後1つ目をどこで出すか探す目の前にあるものを一言だけ口に出す
話が途切れたとき手持ちの残りから次を出す手元のものへ話を戻す
その日の数え方用意した話題を出せたかその場のものについて話せたか
  1. 案内に、その日やることが書いてある会を選ぶ:何を食べるか、何をするか、どういう順番で進むか。書いてあるぶんだけ、当日に自分で決めることが減ります。会場と時間しか書いていない会は、進行を来た人が作る形になりやすいです。
  2. 席に着いたら、目の前のものについて一言だけ言う:これ何が入っているんだろう、思ったより量がある、その程度で足ります。自分の中から探さず、全員が同時に見ているものを口に出すだけなので、準備が要りません。
  3. 途切れたら、手元のものへ戻る:沈黙を新しい話題で埋めようとすると、また持ち込む側に回ります。料理でも、ダーツの点数でも、目の前にあるものへ戻せば、次の一言はそこから出ます。

やめたのは、行く前に話題を用意することです。用意した日ほど、その場のものを見ていませんでした。

話し上手になりに行って、手に入ったのは会の選び方

いちばん変わったのは、当日ではありません行く前の時間でした。電車でメモを開かなくなり、会場へ向かう道が気の重い時間ではなくなりました。席に着いてからやることも、目の前のものを一言口に出すだけの1つに減りました。準備をやめたぶん、当日にやることが増えるかと思っていたのですが、逆でした。

そのうえで正直に書くと、僕の会話が上手くなったわけではありません。手に入ったのは話し方ではなく、上手である必要がない会を選ぶという基準のほうでした。向いていないという気持ちは、結論が出たというより、確かめる場所が違っていたという形で終わりました。

Coeliaがダーツ、スポーツ、食事、作業会というジャンルで会を続けて開いているのは、ここから来ています。どの回にも、その日やることが先に置いてあります。運営が全ての回に入って橋渡しをするのも同じ理由で、参加者が会話を盛り上げるプレッシャーを感じなくていいようにするためです。

それでも当日に困ったときに見直すこと

  • やることが決まっていても、席が遠い:大きい会だと、共通のものがテーブルごとに分かれます。全員が同じものを見られる人数のイベントを選びます。
  • 目の前のものについて言う一言が出ない:感想を作ろうとしている状態です。見たままを言えば足ります。おいしい、多い、はじめて見た、で問題ありません。
  • 会の途中で自分だけ手持ち無沙汰になる:進行の切れ目です。運営がいる会なら、そのタイミングで声をかけてもらえます。案内に運営が入ると書いてあるかを、選ぶ段階で見ておきます。
  • 帰り道でまた反省している:数え方が話題の側に残っています。出せた話題ではなく、その場のものについて何を話したかで振り返ると変わります。

目的に合う次のページ

交流会の話題を準備したいとき、先に押さえる3点

「交流会 話題 準備」「交流会 話題 ネタ」で検索してきた場合、止まるのは話題の量より、持ち込む話題が増えるほど当日の判断が増えることです。ここまで読む前に、見方の型だけ先にまとめます。

  • 重い理由:話題を書き出しても、出せた日ほど次の沈黙が自分の責任になる
  • 置き換え:準備より、その日やることが案内に書いてある会を選ぶ
  • 具体案:気になる回の告知文で「当日の流れ」だけ1つ確認する(登録不要)

会話のきっかけを運営が用意する会の見分け方は交流会で自然な会話を生む橋渡しにまとめています。

よくある質問

交流会に行く前に話題を準備したほうがいいですか?

準備しなくても問題ありません。用意した話題を出せても次につながるとはかぎらず、当日にやることが1つ増えるだけになりやすいためです。準備の代わりに、その日やることが案内に書いてある会を選ぶと、自分が持ち込むものが減ります。

交流会で話すことがなくなったときはどうすればよいですか?

手元にあるものへ話を戻す。同じ料理、同じゲーム、同じ画面のように、その場の全員が同時に見ているものがあれば、そこから次の一言が出るでしょう。話題を自分の中から探すより、目の前にあるものを口に出すほうが早い。

食事が主役の会と、交流が目的の会では何が違いますか?

その日やることが先に決まっているかどうかが違う。食事やダーツのように目的が別にある会では、テーブルの上に全員が同時に見ているものがあります。目的が交流だけの会では、参加した全員が話題を出し続けることになります。

はじめて参加する会はどう選べばよいですか?

案内に、その日やること・進行の順番・待ち合わせの目印が書いてある会を選びます。書いてあるぶんだけ、当日に自分で決めることが減ります。Coeliaは運営が全ての回に入って橋渡しをするので、はじめて参加する回でも自分から輪に入る必要はありません。

その日やることが書いてある会を、1つ選んでみます

持ち込むものを減らすいちばん簡単な方法は、やることが先に決まっている会を選ぶことです。Coeliaの公式LINEでは、東京の20代が集まる会をジャンル別に案内しています。何を食べるか、何をするかまで書いてあるので、行く前に用意するものはありません。一緒に楽しみましょう!

Coelia公式LINEでイベント情報をチェックしてみる

友だち追加のあとに届くイベント診断(全3問・目安30秒)に答えると、コエリアガチャのチケットを10枚受け取れます。イベント参加費の割引クーポンなどが当たります。 チケットの有効期限と使い方を見る

はじめましてが、久しぶりになるまで。

記事から、次の実践へ

現在申し込めるイベント

各カードの詳細ページで日時、場所、料金、必要な持ち物、当日の流れを確認し、そのイベントの予約ボタンから申し込めます。

開催予定のイベントを3件表示しました
開催予定のイベントを見る

もっと成長したい20代へ

参加するだけでなく、一緒に企画する側へ

役職を待たず、小さなチームで目的を決め、仲間の話を聞き、役割を持つ。若手がチームづくりを始める5ステップを、Coeliaの実践からまとめました。

若手のチームづくり5ステップを見る