飲み会の帰り道、「今度うちで飲もうよ」と言いかけて、飲み込んだことはないですか。頭に浮かんだのは自分のワンルーム。グラスは1個、座布団はゼロ、ローテーブルの上には開けていない段ボール。そのグラス1個が、言いかけた一言を引っ込めさせます。それで「また今度ね」に言い換えたきり、季節だけが先へ進んでいく。
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東京で20代限定のイベントを続けて運営しているCoelia(コエリア)です。運営が全ての回に入り、会場の調整から当日の進行までを回している立場から書きます。結論から言うと、一人暮らしの部屋に人を呼べる状態は、3カテゴリの買い足しで足りる!。前提はひとつだけ=呼ぶのは、外で何度か会っている相手。インテリアの改造も、料理の腕も不要。買い足しよりも先に決めるものが1つあるので、そこから始めます!
揃ってから呼ぶ、は順番が逆でした!
物のリストは、日が決まるまで永遠に閉じない。グッズを揃えてから誘おうとすると、「まだ足りない」の判定が毎回下ります。グラスを2個にしても、次は座る場所が気になり、座布団を買っても、次は部屋の狭さが気になる。合格ラインを自分で動かせてしまうから、いつまでも不合格のまま終われる。
「道具を揃えてから誘えば、相手にも失礼にならない」。その感覚は素朴には正しそうです。散らかった部屋を見せたくない、準備不足で迷惑をかけたくない、という配慮は礼儀として成立します!ただ、揃える作業に安心の得点は付きにくい。リストが閉じないまま、いつまでもあと少しで止まる。安心の代償は、呼べる日が先へ延びることです。
Coeliaのイベントも、同じ構造で組んでいます!開催日を先に確定して、回は少人数制(全員と話せる人数)で設計し、会場と人数に合わせてその日の形を決める。やめたこと=会場の細部が完璧になるまで募集を開かないこと。置いたこと=候補日と人数枠を先に出して、中身はその人数に合わせて組み直すこと。日と人数が決まると「あれもこれも」が「この人数なら、これだけ」に変わります。宅飲みも同じで、先に日と人数を決めると、買い足しは短いリストになる!2人なら椅子は要らない。4人なら床に座る前提で敷く物だけ考える。日を決めないままAmazonを眺めると、便利そうな物が無限に出てきて、カートだけが立派になる。
買い足しは「座る・注ぐ・囲む」の3カテゴリだけ
人数に合わせてイベントを組む運営の目線で宅飲みの道具を分解すると、人数が増えたときに詰まるのは3箇所だけです!座る場所、飲み物を注ぐ器、そして皿やゴミをまとめて囲む面。それ以外は当日どうにでもなります。カテゴリごとに、代用が利くか・買うならどんな判断軸かを表にしました。
| 宅飲みグッズの3カテゴリ | 代用できるもの | 買うときの判断軸 |
|---|---|---|
| 座る(座布団・クッション) | バスタオルを敷いたクッション・ふだん使っているブランケット | 床に座る前提なら人数分より1枚少なくてよい(誰かはベッドや椅子に座れる)。洗える素材を選ぶ |
| 注ぐ(グラス・コップ) | 代用より数=紙コップをひと袋。書けるペンを添えると取り違えが減る | 割れ物を買うなら同じ形で揃える(洗いやすい)。飲まない人の分の飲み物も忘れずに |
| 囲む(トレー・大きめのゴミ袋) | 段ボール+レジャーシートでトレー代わりになる | ゴミ袋は口を開けて立つ形の物を、人が集まる面のそばに。終盤の片付けが会話を止めない |
表のとおり、代用でしのげるのは座ると囲むの2つで、注ぐだけは数が要る!紙コップをひと袋置いておくと、初回の不安がほぼ消える!初回から全部買うと、2回目が無かったときに道具だけが残る。紙コップ・口の立つゴミ袋・レジャーシートは、100円ショップでも揃う顔ぶれ!
店では起きない、自分の部屋だけの段取り
店で幹事をやる日の段取りは飲み会幹事のやることチェックリストに譲るとして、自室が会場のときだけ発生する項目がある。ここを落とすと、道具が揃っていても当日に詰まる。
| 自室だけの段取り5項目 | 先に決めておくこと |
|---|---|
| 誰を呼ぶか | 初回は2人まで、外で何度か会っている相手だけ。全員と話せる人数から始めて、増やすのは2回目から |
| 音 | 窓を閉める時刻を先に決める(22時が目安・物件のルールがあればそちらを優先) |
| 終わりの時刻 | 誘う時点で解散時刻を伝える(いちばん帰りが遠い人の終電から逆算)。泊まりは無し、もその一言に混ぜておくと、言い出しにくい話が最初に終わる |
| お金 | 1人1品の持ち寄りにすると精算そのものが要らなくなる。まとめ買いしたときはレシート1枚・当日その場で割り勘 |
| ゴミ | 回収日を確かめてから日を決める。缶と瓶が週明けまで部屋に残ると、片付けの重さだけが記憶に残る |
どれも道具ではなく、先に決めるだけの項目です。つまり宅飲みの準備は、買い物より決め事のほうが多い!ここまで決まれば、誘う文は短くなります!たとえば「◯日の夜、うちで軽く飲まない? 22時すぎには解散するから」。終わりの時刻を誘い文に入れてしまうのが、いちばん優しい段取りです!
買う物が3行のリストに絞れてから、まとめ買いの日を選ぶ。そのときにAmazonのセールイベントのページ(Amazon)を先に開くと、同じ物が期間限定で安く出ていることがある。リストが先、セールが後。この順番だけ守れば大丈夫!
間が持つか問題は、道具と役割で軽くなる
呼ぶ側が最後まで握っている不安が、会話が続くかどうか。ここは正直、道具に頼っていい場所!初回はルール説明が3分で終わる物から始める。トランプでも、スマホ1台のクイズでも足りる。Coelia代表のとむが徹夜でやり込んできたカタン(Amazon)のような腰を据えるボードゲームは、時間の読める2回目以降に回すと、説明でゲームの手が止まらない。選び方の深掘りは飲み会ゲームの選び方に任せる。もうひとつ効くのが役割を配ること。注ぐ係、音楽係、次の一杯を聞く係。部屋の主が全部やらない!と決めるだけで、間は自然に埋まる!
Coelia代表・小幡十矛が、なぜCoeliaを作ったのかを書いています。なぜCoeliaを作ったのか
宅飲みグッズを揃える前に、先に押さえる3点
「宅飲みグッズ」で検索してきた場合、止まるのは部屋が狭いからではなく、グラス1個の状態で招待を後回しにしていることが多いです。ここまで読む前に、始め方の型だけ先にまとめます。
- 重い理由:部屋が呼べる状態になるまで、言いかけた一言を引っ込めてしまう
- 置き換え:揃える前に、外で何度か会っている相手を1人決める
- 具体案:2週間以内の夜を1つ選び、3カテゴリの買い足し表を買い物メモにする
呼ぶ相手がまだいないときはイベント一覧から顔見知りを1人増やすところから始められます。

